豊かなくらしとは…。「形あるもの」で、くらしを豊かにしてくれるものはなんでしょう。なぜ、それらがあると豊かなくらしに繋がるのかな。考えてみました。
私にとって豊かなくらしをさせてくれる品物の多くは、食器やキッチングッズかな、と思います。有名だから、アンティークだから、高いものだから買うわけではなく、機能的だから、便利だから買うということもあまりありません。
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物にさほど執着心もなく、何となく、もういいかなというものは、欲しいという人にあげたり、リサイクルショップへ持っていったりします。
桜皮の茶筒はハワイのリサイクルショップで、一つ3ドル。
白いミルクパン。これは牛乳を温める時だけ使います。アンティークショップでたしか7ドル。ピンクの耐熱ガラスのマグは8ドル。
買ったものだけではなく、小学生の時に、少女漫画の読者全員プレゼントに応募してもらったホッチキス、高校生の時にかった豆皿など、まだ手元にあり、使っています。
父が彫ったもの、父からもらったものなどは後生大事にしています。
リサイクルショップで買ったクッキージャーは生ゴミ入れです。
バラの花をあしらったガーリック入れはハワイのリサイクルショップで、同じ柄の入れ物はここのリサイクルショップでみつけました。
お花柄の外側木製、中は陶器のツボはジャムポット。イギリスで購入。今は塩入れ。隣のキノコ型のものは、多分ナッツを割るもの。今はガーリック潰しになっています。
誰がどこで、何を入れていたり、どうやって使っていたのかな?
なぜ、手放したのかな。。
と、思いを馳せたり。
夫ジェイが昔から使っていたもの、この家に付いてきたものもあります。
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それぞれの品物に対する思いと、お皿一枚、カップ一個にまつわる背景、歴史などを想像するのは楽しいものです。
その時々で、自分の中の豊かなくらしの豊かさは変わってくるとはおもいます。
でも、それはまたそれ。
世の中、使い捨ての時代ですが、
私にとって、豊かなくらしとは、古いものであっても、新しいものであっても、好きな物に囲まれて(もちろん人も)、好きなものを日々の暮らしの中で使うこと。
箱に入れて、物置にしまっておくのではなく、食器棚にいれて、ただ眺めるだけではなく、
使いたいです。
好きなものだから、愛情をもって丁寧に使い込んでいくことができる、と言うところに豊かさを感じます。
好きなものだから、丁寧に扱います。
こうやって写真で綴ってみるとかなりあるようですが、実際はまだまだあります。
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今日は、お気に入りのティーストレーナーで紅茶をいれましょう。
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