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執筆者の写真Naoko Moller

読み聞かせの前にテーマを考える

英語えほんの楽しみ方、使い方は千差万別。この読み方が一番楽しいとか、絶対これが正しい使い方!という事もありません。


昔から世界中で愛されているエリックカールの絵本

同じ絵本の読み聞かせでも、読み手によって全く違った印象になったりする事は

よくあります。


それによって、「ああ,こんなに楽しいのか」と、

今まで気がつかなかったこともあります。


こんなお話だったのか、

または、「ここにこんな意味があったのか」と、

言うことを感じることもあるでしょう。


絵本の読み聞かせをする時、

レッスンで使いたいと思った時に、

ご家庭で子どもたちと楽しみたいと思った時に、


自分なりに、

その日の絵本へのアプローチを、

その日テーマをちょっと考えるだけでも、

不思議な事に、読み方にも違いが現れます。



ここで私が言っているテーマは、

作者の意図とするテーマとは違うかもしれません。


ここでは、読み手自身のテーマを、私たち自身のテーマを、その日のテーマを

考えるということです。


これはとくに、小学生以上〜大人へ英語絵本を楽しく深めたい時に有効です。


小さなこどもたちは、「絵本全体を、英語の音を楽しむ」ということに、

重きを置く読み方をすると良いでしょう。



では、テーマを決める、とはどう言うことでしょう。


例えば、The Very Hungry Caterpillar を読む時に、



今回は、何を伝えたいのか?と考えます。




*春だから、春をかんじてもらいたい

*青虫の生体について

*高学年だから、「昆虫の変態」について読み終わったら何か話し合いたい

*青虫の生息するところについて考えたい

*一日の流れを考えたい


などなど、色々考えられます。



絵本にでてくる、曜日、数、なども良いテーマですが、

もう一歩踏み込んだテーマを考えると言うことです。


ぜひ、試してみてください。

新しい読み方、新しい発見があることでしょう。


Happy Reading!






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