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執筆者の写真Naoko Moller

友だちごはん:スラティと料理

下の街に住む、友人、スラティのところへ泊りがけで遊びに行きました。

長年、パーティや催し物のケータリングの仕事をしていた彼女は食に対する知識も豊富で、新しいものに対してもとても敏感な人です。

世界各国の料理の話をしながら、いろいろ教えてもらい、一緒にお料理。


シュリンプガンボ

まずは、私が作った体の温まるチキンスープ。

骨つきチキンと、生姜がたっぷり入っています。



次の日の夜はケイジャン料理、シュリンプ・ガンボ


これは、アメリカ南部のルイジアナ州ミシシッピ川周辺の郷土料理。”Trinity” トリニティー、(三位一体)と言われる、セロリ、ピーマン、そして玉ねぎ、トマト、スパイス、豆などを使い、割と濃い目の味で、スパイスを効かせたものが多い。




ガンボはご飯と一緒にたべます。日本人は結構好きかも!



”Trinity” トリニティー、であるセロリ、ピーマン、そして玉ねぎ、良く炒めて、パセリのみじん切りをたっぷり入れて小麦粉を入れて、ルーを作ります。ここでちょっとした隠し味に濃い目に落としたコーヒーを入れます。(インスタントコーヒーでも)

コーヒーは、肉を柔らかくしたり、深みのある色にするためだとか。



ここでスープストックを入れて、オクラをいれて煮込みます。(オクラはなかったのでこの日はなし。オクラでとろみがつきます)

ガンボとはオクラのこと。そうなぜかオクラが入ります。

それはルーツを遡ると理解できます。



この郷土料理のルーツを辿ると、複数の文化が出会った18世紀にまで遡ります。

フランス料理ブイヤベースがその基礎となり、西アフリカの奴隷たちがオクラを持ち込み、これがルイジアナの台所にもたらされました。ピーマントマト、それに調理されたタマネギは、スペインの入植者たちによってもたらされた、とのこと。

地域によって、少しづつ違いますが、大体はこんなルーツのようです。


エビをいれて20分煮込み、ルーにエビの味がたっぷりでるように!

シーフードガンボ、チキンガンボなど色々なガンボがあります。


この日、デザートにはブルベリーがたっぷり入ったパイを熱々でいただきました。

これはまた、レシピを復習しながらあげてみますね。




次は何を一緒に作れるかな〜。楽しみ。



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