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執筆者の写真Naoko Moller

カリフォルニア・スポットライト Mendocino

急遽思い立って、一泊予定で隣の郡、メンドシーノと隣のフォートブラッグへ行って来ました。

なぜか、春に行きたくなる場所。ここには、太平洋に面している、小さいけれど小洒落た町があります。


カリフォルニア州は東西約300km、南北約1300kmに渡り、日本の本州より広い面積があります。南北に長いので、一番南(北緯32度)と北(北緯42度)ではずいぶん気温が違います。



まず大地形。海岸(西)から内陸(東)に向かって、ほぼ100kmずつの3つの帯状の地帯にわかれ、海岸山地(Coast Ranges)、セントラルバレー(Central Valley)、シエラネバダ山脈(Sierra Nevada)となっています。


「カリフォルニアの青い空」、という抜けるような清々しく、青い空は沿岸では時々しかみられません。

ここでは、春から夏にかけて、朝晩は霧に包まれます。朝晩は霧の中。


そして、今回も、快晴の中出かけましたが、山越したら、やはり、霧の中。。。




私の住む街ガーバービルからメンドシーのは、as the crow flies カラスが飛ぶように、つまり直線距離は30キロくらいしかないのですが、山越をしなくてはならず、家からなんだかんだと2時間半はかかります。





今回は行きも帰りも沿岸の道を選びました。行きは寒い霧の中、帰りはカリフォルニアの清々しい風を浴びながら。。。


今回、私たちの宿は、メンドシーノの宿ではなく、その一つ手前のフォートブラッグ(Fort Bragg)です。


ちょうど春休みの始まりとあって、メンドシーノではちょうど良い宿が見つからず、フォートブラッグにしたのですが、これがよかったのです!

オーションビューのお宿。広くて静かで。空いていなかったのですが、海側にバスタブがあるお部屋もあるようです。



部屋からの眺め。夕暮れ。




この日は満月。



幻想的な景色の夜。船かと思いきや、




朝よく見てみるとちがっていました。笑



 


海に面している宿が比較的安いから、そして、手軽にシーフードを食べることができる小さな港があるのがフォートブラッグ。


ここはお勧めです。


メンドシーノはその昔、林業で財を成した一族の避暑地として発展した町。田舎のリゾートということです。

確かに美味しいレストランはいくつかありますが、今年はその多くがコロナで閉店中でした。

かたやフォートブラッグは港町、商業町で、お宿も安く、食べるところも多くあります。

私たちのお勧めは、 Noyo Harbor District のレストラン。何件もあります。

新鮮な魚も買えます。

今回いったところは二回目。この度も大満足。Silver's at the Wharf.



見た目はいまいちですが、フレッシュでした。Crab cake, Rock cod, Clam


今回も入江に入ってくる、アシカをみながらお手軽ランチ。





一日目のお決まりコースは、到着後、フォートブラッグにある植物園,

Mendocino Coast Botanical Gardensへ。 ここは、海まで敷地が続いていて、のんびり散歩ができる植物園です。こんな植物園はあまりお目にかかったことはないです。



じっと座っているとさむい。(まあ、暑いより寒い方が好きなわたしですが)



春はツツジが素晴らしく、それからダリア、バラやフクシアが綺麗な時期もあります。



お花はちょうどシーズンの間のような感じではありました。



次の日はメンドシーノをぶらぶら。散歩。


コロナの影響で、よく行ったレストラン数件、ぶらっと楽しく見ていた雑貨屋さん、キッチンのお店、美味しいカフェなど軒並み閉店。戻ってくるのでしょうか?




でも、ブランチは以前行ったことのあるレストランへ、ここが開いててよかった!




カラーは咲き始め


野生のルピナスも始まったばかり


旅の二日目は快晴で、北カリフォルニアの海岸を楽しむことができました。

山から海へ。楽しい小旅行となりました。


さ、帰ろう〜



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